IFK_poke’s diary

アローラ地方の住人のポケモン日記

【VGC2023-C】寂光浄土ツキバレル

アローラ!ガーベラです。
本記事では、PJCS2023予選および本戦にて使用した構築を紹介していきます。
成績としては、PJCS2023第2回予選にて最終レート1794.232で最終順位23位(29勝7敗)、PJCS2023本戦にて124位(11勝9敗)、追加開催時111位(11勝9敗)でした。

また、諸事情により2018の頃より使用していたブログを削除したため、今後構築記事等はこちらのブログに書いていきます。

サムネイル用構築画像
レンタルチーム

構築経緯

本節では構築の並び等の大まかな推移とその際の思考をまとめていきますが、まあまあ後付けになると思います。また詳細な型とその調整経緯等は個別解説にまとめています。

まずこの構築は、(結果的には跡形もないですが)飛行テラスタルカイリュー+パオジアンからスタートしています。カイリューが抜ける直前の並びは下のような感じです。


構築初期案

これは、まずこのルールにおいて非常にパワーの高い人気な並びかつ、十分な対策なしではボコボコにされるイッカネズミ+コノヨザルにも強そうなカイリュー+パオジアンの軸を、私の扱いやすいサイクル構築に寄せつつミラーに強い形にしようと考えた並びでした。取り巻きのウインディ、テツノカイナ、キョジオーンの3体は、レギュレーションBのものですが、てるるんチャレンジオフライン#4でゆず君(@UB_SLOW)が使用し優勝していた並びから着想を得て、パオジアン+カイリューやハバタクカミ+イーユイ等レギュレーションCで新しく登場したメジャーな並びに対して強い点を高く評価し、型を色々と試しながらずっと使用していました。


てるるんチャレンジオフライン#4優勝構築

ここにカイリューと言えばパオジアンくらいの気持ちでなんとなく入っていたパオジアンと、相手のノーマルテラスタルカイリューの神速などの強力な先制技を防ぐことができ、トリックルームを扱えることでカイリューの苦手な高速ポケモンに対抗できるリキキリンを加えて第1回予選の直前まで使用していました。

さて、ここから現在の形に向けて変更を加えていきます。まず最も大きな変更点であるカイリュー→トドロクツキですが、この変更の最大のモチベーションは「テラスタルを切らなくても戦えること」にあります。カイリューがテラスタルをせずにアタッカーとしての役割を十分にこなすことは難しく、カイリューを選出することで他のポケモンにテラスタルを切れない(テラスタルを切る事で大幅にパワーダウンする)ことが非常に窮屈に感じました。しかしコノヨザルを倒すことのできる高火力飛行技は欲しいと感じていたので、色々と試行錯誤の中でレギュレーションBでも使用していた龍の舞トドロクツキを試してみたところ、求めていたものと噛み合った形です。


レギュレーションB使用構築

残りの枠には、トドロクツキへの変更によりイダイナキバがより一層重くなってしまったため、テツノツツミやヘイラッシャの対策にもなる草打点であり、怒りの粉によるトドロクツキの積みサポートも行えるモロバレルを採用しました。ラストの1枠はリキキリンの他に壁金縛りサケブシッポ、甘えるハバタクカミなど色々試したのですが、瞬発力のある攻撃力があった方が良いと感じ、現在の拘り眼鏡ハバタクカミに落ち着きました。


完成形

こうして決定したポケモン6体と持ち物は第1回予選から一切の変更なく、細かい配分と技、テラスタイプのみ変更を重ね本戦に臨みました。次節ではそれぞれの詳細な型について紹介していきます。


個別解説

トドロクツキ


特性:こだいかっせい
持ち物:ブーストエナジー
テラスタイプ:ひこう
性格:いじっぱり
実数値:201-177-117-×-122-155
努力値:164-12-204-0-4-124
技構成:アクロバット/じしん/りゅうのまい/まもる

調整

A:H191-B151イダイナキバを飛行テラスタル時またはランク+1時古代活性アクロバット(110)で15/16で1発
HB:A167ヘイラッシャの+2いっちょうあがりを15/16で耐え
HD:飛行テラスタル時C187ハバタクカミのムーンフォースを確定2耐え、飛行テラスタル時C205ハバタクカミのこだわり眼鏡10万ボルトを15/16で耐え
S:ランク+2時最速クォークチャージテツノツツミ+1

EUICで登場して以来、今となっては割と一般的と思われる龍の舞型トドロクツキです。このポケモンは元のタイプの耐性が優秀であり、その上テラスタルをすることで幅広い相手を起点にして積むことが容易です(特に意識して起点にしていたのはイーユイ)。龍の舞を積み、ハバタクカミやイーユイなどよりも素早く高火力のアクロバットや、強力な範囲技の地震を押し付けてボコボコに破壊していくような展開を狙っていきます。味方が誰も浮いていないので味方もボコボコになります。
今回サブウェポンとして採用している地震は、地震セグレイブの技範囲が強い話と同様の論理で、飛行タイプの強力な攻撃を持つトドロクツキに対して地震を草テラスタルをして受けるような動きは難しく、イダイナキバやガブリアスのような地面技主体のポケモンに比べて受けられにくく、等倍でのゴリ押し力こそ持たないものの、技を当てたい相手への有効な攻撃がしやすいことが強みです。
調整について、素早さは最速イダイナキバさえ抜ければなんでも良いのですが、第2回予選にてランク+2でもテツノツツミを抜けずに負けたので現在の素早さまで引き上げました。可能であれば最速コノヨザルまで抜きたかったのですが、見ての通り耐久ラインがカツカツで、現在の調整先を維持しながら努力値16ポイントを捻出することができなかったのでこのままにしましたが、実際にヘイラッシャのいっちょうあがりを受ける場面はほとんどないため物理耐久を回しても良かったかもしれません。

ウインディ


特性:いかく
持ち物:ぼうじんゴーグル
テラスタイプ:ひこう
性格:おだやか
実数値:197-×-111-120-134-115
努力値:252-0-84-0-172-0
技構成:かえんほうしゃ/てだすけ/バークアウト/まもる

調整

HB:A204カイリューの災いの剣下ノーマルテラスタルこだわり鉢巻神速を確定耐え、A201イダイナキバのランク-1ぶちかましを確定耐え
HD:C176テツノツツミのハイドロポンプを確定耐え

威嚇とバークアウトでひたすら火力デバフをかける枠です。今作では、クリアチャームや隠密マントの他強力な特性負けん気のポケモン等も多く火力デバフをかけにくい環境ではありますが、それでもなお、むしろこれまで以上に必要な要素であると考えています。というのも、従来であれば弱点の技等で縛っている場合はその攻撃をすれば安定行動となることが多かったのに対し、今作では相手ポケモンがテラスタルした場合に相手を倒せずに攻撃を通される可能性を考慮しなければならず、安直な攻撃はリスクが高いことが多いです。そこで相手の火力にデバフをかけてある程度相手の出方を伺うための余裕を作ることができると、そのようなリスクを回避しやすくなるというわけです。
攻撃技がフレアドライブではなく火炎放射である理由は、ミミズズやアーマーガアに強くしたかったからです。彼らのような鋼タイプ、特にミミズズが単体で非常に重く(身代わりや尻尾切りをされると塩漬けができないため)、できるだけ構築を歪めずに処理しやすくする必要があったのです。フレアドライブがないことでハバタクカミの処理能力が大きく下がりますが、バークアウトをしているだけでもそれほど困らないこと、フレアドライブを警戒した相手の威嚇に干渉されずに攻撃できアドバンテージを取りやすいこと、モロバレルゴツゴツメットを触らずに済むことなどの点から火炎放射を選択しました。
手助けの枠は、本戦の前日までは鬼火で使用していたのですが、本戦で想定されるような強いプレイヤーとの対戦を考えた時に、鬼火を通させて貰える時というのは相手に鬼火を受けても良いと判断された時であり、むしろ鬼火を誘ってラムのみや炎テラスタルでアドバンテージを取られることが考えられたため、ハバタクカミやトドロクツキから想定外の火力を出せる手助けの方が勝敗に対してより有効な場面が多くなるのではないかと考えて採用しました。実際本戦での対戦内容からも、この判断は正しかったと思っています。
テラスタイプは、第2回予選で持ち物を防塵ゴーグルにしてから1度もテラスタルをしたことがないので結果的には何でも良かったのですが、トドロクツキと並べて手助け地震を連打できたら強そうかなと考え飛行にしてみました。

ハバタクカミ


特性:こだいかっせい
持ち物:こだわりメガネ
テラスタイプ:みず
性格:おくびょう
実数値:155-×-105-156-156-180
努力値:196-0-236-4-4-68
技構成:マジカルシャイン/シャドーボール/ムーンフォース/サイコショック

調整

HB:A201イダイナキバのぶちかましを確定耐え
HD:C187ハバタクカミのフェアリーテラスタルこだわり眼鏡ムーンフォースを確定耐え
S:最速イッカネズミ+1

普通の耐久振り眼鏡ハバタクカミです。こだわりスカーフイダイナキバの攻撃を確実に耐えて返しで倒すことができるのがあまりにも偉いです。またイッカネズミ+コノヨザルへの対策枠も兼ねているため素早さをやや高めにしており、その副産物として相手のハバタクカミより早くシャドーボールを撃ち込めることが多く何かと助かっています。
サイコショックは主にテツノドクガを意識して採用し、モロバレルやキラフロル、その他ハバタクカミが誘いやすい毒テラスタルポケモンなどにも通るので有効な場面は多いです。
テラスタイプは、鋼技を半減で受けることのできる水、電気、炎、鋼タイプのうち、地面弱点が嫌だったのと、ジェットパンチや氷の礫等ハバタクカミが縛られやすい先制技を半減にできることを強く感じ水タイプを選択しました。ハバタクカミのテラスタタイプはフェアリー等の攻撃的なものが多い印象ですが、このポケモンは特に1回の行動の価値が重く、テラスタルで1回あたりの攻撃力を増強するよりも縛りを解除して行動回数を増やした方が良いと考え、守備的なタイプを選択しています。

テツノカイナ


特性:クォークチャージ
持ち物:とつげきチョッキ
テラスタイプ:フェアリー
性格:いじっぱり
実数値:235-182-138-63-119-83
努力値:44-44-76-0-244-100
技構成:ワイルドボルト/ドレインパンチ/ボルトチェンジ/ねこだまし

調整

HB:A201イダイナキバのぶちかましを確定耐え
HD:C187ハバタクカミのフェアリーテラスタル命の珠ムーンフォースを確定耐え
S:準速セキタンザン+1

猫騙しとボルトチェンジガオガエンごっこをします。威嚇や鬼火を受けやすいからか世間の評価はあまり高くない印象ですが、数値と技が強すぎるので強いです。
ドレインパンチは環境への刺さりが良く、四災やテツノツツミ、バンギラス+ルガルガン、最近数を増やしているドドゲザン等に滅法強いです。電気技は雷パンチかワイルドボルトかで別れるところではあると思いますが、テツノツツミを倒したい時にドレインパンチ(雷パンチ)では微妙に足りない為、火力の高いワイルドボルトにしています。
テラスタイプは、ハバタクカミ+イーユイ+テツノツツミに対して攻撃面では強いことに着目し、これらのいずれにも弱点を突かれないタイプとしてフェアリータイプを選択しました。半減以下にできるタイプは少ないですが、元の数値が高すぎて等倍にさえなれば十分です。
調整なのですが、強すぎてなんでも耐えてしまうため丁度良い調整先が思いつかず、まあまあ適当です。特に素早さと特防は改善の余地があると感じており、詰め切れていなくて申し訳ないです。こいつなんでめっちゃ強そうな弱点攻撃を耐え調整しながらこんなに努力値に余裕あるんですか?

モロバレル


特性:さいせいりょく
持ち物:ゴツゴツメット
テラスタイプ:ほのお
性格:ひかえめ
実数値:219-×-111-123-107-51
努力値:236-0-164-52-52-4
技構成:ギガドレイン/クリアスモッグ/いかりのこな/まもる

調整

C:H131-D81テツノツツミをギガドレインで確定1発
HB:A172パオジアンの災いの剣下アイススピナーを15/16で耐え
HD:C187イーユイの災いの珠下W熱風を15/16で耐え

キノコの胞子無しモロバレルです。キノコの胞子はどのような構築であっても草テラスタルぼうじんゴーグル、身代わり等でしっかりと対策されておりなかなか通させてもらえないのと、キノコの胞子の遅延性能よりも怒りの粉によるコントロール性能がこの枠に求められている性能であり、怒りの粉を主体としながら攻撃面での役割も持つウルガモスのような型の方が適していると考え、キノコの胞子を抜くことにしました。またこのとき、過去にキノコの胞子切りのモロバレルの記事を漁ってみたものの見つからずなかなか踏み切れずにいたのですが、似たような発想のものとしてレモネードさんのチョッキモロバレルを見つけたことで決断することができました。やはり信じるべきはレモネードさんなんですね。
攻撃技は寿司対策と威嚇対策のクリアスモッグ(結果的には味方に使うことはありませんでしたが)と、草技は構築全体で重めなイダイナキバ、テツノツツミの相手を想定して強いと感じたギガドレインを採用しました。イダイナキバのぶちかましを受けてゴツメダメージ+ギガドレインで倒しながら大量に回復します。
テラスタイプは、テツノツツミの攻撃を受けながらギガドレインで倒す動きをするために、フリーズドライが通ってしまう水タイプではなく炎タイプを選択しています。

キョジオーン


特性:きよめのしお
持ち物:たべのこし
テラスタイプ:みず
性格:のんき
実数値:207-120-183-×-126-49
努力値:252-0-132-0-124-0
技構成:しおづけ/ヘビーボンバー/ボディプレス/まもる

調整

HB:A233イルカマンのウェーブタックルを確定耐え
HD:C205ハバタクカミのフェアリーテラスタル拘り眼鏡ムーンフォースを確定耐え、C176テツノツツミのハイドロポンプを確定耐え

過労死枠です。一般的なキョジオーンとの違いは、自己再生やワイドガードを採用せず攻撃技を3種採用していることだと思いますが、これは詰ませるのではなく相手を削って負担をかけていくような運用を想定しているためです。
元々高い防御力からの塩漬けとボディプレスでパオジアン+カイリューへのメタとして採用していましたが、最近では高耐久ポケモンの水テラスタルが人気なことや、アーマーガアやドドゲザンが増えていることも追い風になり、環境的にかなり刺さっているように感じています。
テラスタイプは、ヘイラッシャやイルカマン等の水タイプの攻撃を受けることができ、かつパオジアン+カイリューに弱点を突かれない水タイプを選択しました。
素早さを下げている理由は、行動順を味方のモロバレルよりも遅くし、ハバタクカミのみがわりに対してギガドレインでみがわり破壊→ヘビーボンバーの動きをするためです。性格をわんぱくにして個体値19~20とすることで素早さ実数値が50になり(味方のモロバレルは51)、無補正無振りのモロバレルと同速になり相手のモロバレルに先に攻撃される可能性が低くなるので理想はこちらなのですが、用意が面倒だったため下降補正をかければ良い49の方になっています。


選出例

本ルールの対戦において、相手の構築が以下で紹介するような並びを複数組み合わせたものあることが多く、これに対してこれと決まった選出ができることは多くありません。以下ではそれらの並びを単体で見た場合に強く戦えると考えている選出であり、あくまで目安程度に柔軟に変化させていく必要があります。

カイリュー+パオジアン

例:

先発: +
後発: +

カイリューを見たらとりあえずキョジオーンを選出しておけば良いです。 カイリューとテツノカイナが初ターンで対面した場合、カイリューへのボルトチェンジ等で特性を確認し、威嚇が有効かどうかの判断をします。テラスタルは主にキョジオーンへの格闘技(パオジアンの聖なる剣、カイリューのけたぐり等)のダメージを抑える目的で使用しますが、その場合カイリューのノーマル技と飛行技が等倍になってしまうため慎重な判断が必要です。

イッカネズミ+コノヨザル

例:

先発: +
後発: + or

イッカネズミ+コノヨザルの初手で出されることを想定するのであればこの選出が最も強いと思います。トドロクツキはテラスタルをせずに龍の舞から入り(威力250憤怒の拳を耐えるため)、ハバタクカミはイッカネズミにムーンフォースをします。どちらかが倒れたらモロバレルを出してとにかく先発の2体の行動回数を稼ぐように行動していきます。
私の構築に対してイッカネズミ+コノヨザルが初手からそのまま並んで選出されることもないだろうと思っていたのですが、どういうわけかやたら出てくるので、BO1の1本目では基本的にこの選出をするようにしています。

イダイナキバ+ファイアロー

例:

先発: +
後発: +

決して苦手な相手ではないのですが、地面の一貫が凄まじいため、隙を見せれば全て消し飛びます。イダイナキバやテツノツツミに対してモロバレルギガドレインをいかに当てられるかが鍵です。
ラスタルは主にトドロクツキに切り、2回目の追い風をされる前に龍の舞を積みガンガン倒しにいける盤面を目指します。

イーユイ+テツノツツミ

例:

先発: +
後発: +

ウインディでデバフをかけながら、テラスタルしたテツノカイナでモリモリ削っていきます。テツノツツミとハバタクカミを優先し、イーユイは後からトドロクツキが起点にして地震で倒すので、ボルトチェンジ等できあいのタスキだけ剥がしておけば大丈夫です。

セグレイブ+イルカマン+モロバレル

例:

先発: +
後発: +

ウインディを出したい気持ちになりますが、クリアチャームや遠吠えウインディに対応する必要があるためこのような選出をしています。テラスタルは主にキョジオーンかトドロクツキに切りますが、トドロクツキにテラスタルを切る場合はモロバレル以外がイルカマン耐性を失うため、慎重に検討・判断します。
ウインディの遠吠えやモロバレルの花粉団子などの隙を与えないよう意識すべき要素が多く大変ですが、頑張りましょう。


その他

課題

主に2回の本戦を通して、特にこの構築の課題であると感じた相手は、ヘイラッシャ、剣の舞テツノカイナ+モロバレル、イッカネズミ+サーフゴーの3つです。ここでは、これらの相手に対して実際にどのような対処をし、何が厳しかったのかについて簡易的に書いていきます。

ヘイラッシャは、クリアチャームや鈍感で威嚇の効かないものや、水のベールで鬼火の効かないもの、みがわりや隠密マントで塩漬けにできないものなど、強い相手なので当然なのですがこちらの対策が機能する相手が少なく、また本戦ではかなり火力が高い傾向が見受けられました。モロバレルが炎や飛行のテラバーストで倒されてそのまま押し切られたりすることが多かったです。

剣の舞テツノカイナ+モロバレルは、特に追加開催時に多く見られた並びです。これに対して、こちらはモロバレルウインディで誤魔化しつつハバタクカミやトドロクツキが決定打となる攻撃をできる機会を作るような形で戦っていましたが、普通にドレインパンチ連打が強すぎてこちらがボロボロになりながら相手は無限に回復するので無理でした。

イッカネズミ+サーフゴーも、追加開催時に多く見られた並びです。これに対しては毎回初手ウインディ+テツノカイナから火炎放射とワイルドボルトで集中するメチャクチャなプレイをしていました。この並びはパオジアン+カイリューと同居していることが多く、個人的にパオジアンがいる場合はイッカネズミのネズミ斬を強く意識しなければならないと考えているためトドロクツキが出しにくく、本戦内で色々試してみる訳にもいかないためこのようなプレイになっていました。これは絶対に正解のプレイではないと思うので今後の考察が必須です。

構築名

最後に今回の構築名について紹介していきます。
寂光浄土(じゃっこうじょうど)とは、『仏の住んでいるとされる静かで汚れのない世界のこと。または、仏道の悟りの境地のこと。 「寂光」は真理の静寂と真智の光。 「浄土」は汚れがなく清らかな国。』(四字熟語辞典ONLINEより引用) という意味だそうです。なんか綺麗でかっこいいですね!
この四字熟語は、まず今回の構築の特徴であるトドロクツキかキョジオーンっぽい要素を入れたいということで、「月」「光」「清」などで検索していったところ辿り着きました。寂光からは何となくトドロクツキやハバタクカミのような、浄土からはキョジオーンのような雰囲気を感じられる良い四字熟語なのではないでしょうか。
長い記事になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。それではまた、ベストウイッシュ!良い旅を!